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そもそも万博って、なに?
万博とは、正式には国際博覧会(こくさいはくらんかい)と言い、複数の国が参加する博覧会という意味で、万国博覧会(ばんこくはくらんかい)、通称、国際博(こくさいはく)、万博(ばんぱく)という。
今回の大阪・関西万博も正式名称は2025年日本国際博覧会(Expo 2025 Osaka,Kansai,Japan)とのこと。
万博ってそもそも何?というところですが、博覧会はそもそも1761年フランス革命の頃のパリで開催されたものでした。そこでは産業見本市ともいうべき産業博覧会でした。
ごく乱暴な言い方をすれば「うちの国、こんな機械を使って、こんなことできるんだぜ!」という国威発揚の場であったようですが、現在の万博では、各国の文化を発表する場であったり、教育目的で開催されるもの、現在の最新技術の解説や、将来その技術がどんな風に生かせるのかの展望を発表する場となっている。
万博ってよくやってない?何年周期?
日本開催の万博だけでも、今回の2025年の大阪・関西万博、2005年愛知万博(愛・地球博)は記憶に新しいと思います。
そのほか、1985年の国際科学技術博覧会(つくば万博)、1975年沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)、そして1970年の日本万博博覧会(大阪万博)などが開催されています。
日本だけでこれだけ開催されていて、他の国も含めると最短1年~5年程度の周期で不定期で各国で万博は開催されています。
これは、万博には登録博と認定博の2種類があるためです。一般の我々にはあまり関係のない話ですが、登録博はデカい万博、認定博は小規模の万博という程度の認識で問題ないでしょう。
登録博は5年ごとに開催される。認定博は登録博と登録博の間に開催される。
ちなみに日本開催の万博は1970年、2005年、2025年の万博が登録博(1970年の万博は当時、一般博と呼ばれていた)1975年と1985年が認定博(当時は特別博と呼ばれていた)
違いは規模と開催期間。認定博は、規模が大きく最大6か月間、登録博は規模が制限されており、最大3か月間と決まっている。
2025年大阪・関西万博ってなにするの?
今回の万博は【世界中の「いのち輝く未来」が集う万博】と題し、SDGsの達成やその先の未来を描き出すそうです。
また、未来の技術と社会システムが見える万博というコンセプトの基、万博の会場以外にも、メタバースを利用したバーチャル万博の構想もあるよう。
前回日本で行った「愛・地球博」では想定入場者数1,500万人のところ、2,204万人が来場と大盛況のうちに終了しました。
今回の万博は、実際に足を運べない方も、バーチャル万博などで万博を楽しめる可能性があるため、今からとても楽しみですね!!